ファミリアズッカルディ-アルゼンチンより上陸

 

日本上陸3年目にして日本最大のオリーブオイル国際コンテストで最優秀賞を受賞したアルゼンチンのFamilia Zuccardi(ファミリアズッカルディ)のアラウコ。
アルゼンチンは肉大国。アラウコの苦味は、ただ苦いだけでなく、旨味も感じるような奥の深い風味。ナッツのような甘さやペパリーな辛みがバランスよく整っているからです。
もちろん肉だけではありません。焼き魚、特に鯖、サンマ、鯵、イワシなどの青魚には、ぴったり。
また、ポタージュ系のスープに垂らしても、ちょっとした炒め物に使っても爽やかな旨味を感じられる、まさに完璧!なオリーブオイルに仕上がっています。

Familia Zuccardi は、エンジニアのArberto Zuccardi により1963 年にメンドーサに設立されました。カリフォルニアで盛んであったメソッドに加え、独自の灌漑システムの研究を重ねて葡萄畑を作り、50 年後の今、優れたマネジメントに基づいたその製品とサービスの質がアルゼンチン国内だけでなく、世界的に認められ、ワイナリーとして、The World’ s Best Vineyard and The Best Vineyard in South America に選ばれています。エキストラ・バージンオリーブオイルのプロジェクトは、次男、Miguel が、この土地でのオリーブ栽培の可能性を確信したことから始まりました。2004 年に初めて単品種のエキストラバージンオリーブオイルを生産し、以降、努力と研究を積み重ね、2012 年には調査区域を設定。新しい品種やそれらの地元への適応能力を模索し、今では100 品種ものオリーブを栽培する農園に成長しました。

 

緯度的にも、また、アンデス山脈にほど近く、病害虫が少ないことからも、この地域の気候はオリーブ栽培にとても適しています。

また、圃場が砂漠地帯に位置していることから、雨が
少なく、一年を通して灌漑を施しています。

剪定は、冬の間に行います。樹形を理想の形状に
保つことで、十分な光を取り込むことができ、生産性を保つことができるのです。

堆肥は、オイルとワインの製造工程で出たポマースを再利用して独自で作り出しています。オリーブが消費した栄養分を土に返します。これにより、有機物質の含有量が上がり、長期にわたりサステイナブルな生
産が可能になります。
収獲のシーズンは、通常、3月の下旬から6月の初旬に行います。主に手摘みで行いますが、バイブレーション方式の機械で収穫することもあります。
メンドーサのマイプに位置するファミリア・ズッカルディのオリーブ農園は、約80ヘクタール。
アルゼンチンはもともとオーガニック農法(有機農法)が盛んな国で、この農園ももちろん、すべて有機農法に則って運営されています。

 

 

 

工場はHACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point -食品産業に使われる機器や設備の食品安全を認証)を取得しており、また、現在ISO22000 取得
に向けて手続き中です。

ズッカルディの商品で日本に入ってきているのは、アラウコ、コラティーナ、チャングロット、オーガニックブレンドの4種類です。それぞれ特徴的なアロマと風味。ご家庭のお料理のスタイルに合わせて選んでいただけます。