売り切り大特価!Mottainai Marché

オリーブオイルには賞味期限があります。その賞味期限はどのようにして決定するかご存知ですか?

オリーブオイルの生産者が、ランシマットという機械を使用して人工的に高速で酸化を促し、酸化し始めるまでの時間を計測。その数値を実際の日数に換算して算出するのです。

つまり、そのオリーブオイルがいつまで、酸化しない状態を保てるのかが化学的にわかるわけです。

ほとんどの生産者は18か月~24か月を賞味期限として設定しています。賞味期限に幅があるのは、品種や処理工程、その他、たくさんの要素が絡んでくるからです。

例えば、濾過していない、ノンフィルターのノヴェッロなどは、3か月から6か月、そして、数ある品種の中でも、抗酸化作用の強い品種と、甘めで抗酸化作用が低めの品種ではその酸化の進み具合が変わってくるのです。それに加え、ボトルが透明か着色か、また蓋の構造がしっかりしているか、など、本当にいろいろな要素が関係してきます。

いずれにしても、私たち販売者ができることは、お客様の手元に届くまでは、輸入業者から受け取った状態から劣化させないこと。そして、適切な時期に売り切ること。

今一番の問題は、新油が出た途端、消費者の皆さんが新油を求める傾向にあり、そのため、賞味期限が、まだ1年以上も賞味期限が残っているのに、売れなくなってしまうことです。ネットショップの場合、プライスダウンするのは簡単なことですが、そうすると、市場の値崩れを起こす。なので、賞味期限が近くなったものは、マルシェなどの直販でお値下げして販売するしかありません。

そして、販売店だけでなく、業者さんに残ってしまった、まだまだ美味しいオリーブオイルのストック。賞味期限が切れてしまっては売ることができません。

生産者さんが一生懸命作った品質の高いオイルを無駄にしたくない、そんな気持ちからMottainai Marcheのページを立ち上げます。

毎日の食卓でたくさんオリーブオイルを使いたい。加熱用に安価でいいオイルを使いたい、そんな消費者のため、そして、前年度の、十分美味しいオリーブオイルを無駄にしたくない。そんな方たちのためのページです。

輸入業者様でMottainai Marchéに掲載をご希望の方はメールでご連絡ください。詳細をご連絡いたします。 knaoi@keitrans.jp