Et Alors?

ここ数年、日本でも、高級品質のオリーブオイルが話題になってきています。
さて、オリーブオイルの賞味期限とはどのようにして設定するものなのでしょうか。
オリーブオイルの消費期限、即ち、酸化、劣化し始める時期はどのようにして決められているのでしょうか。正しく言えば、生産者が、自身の生産品を化学分析し、正確なデータや環境に基づいて設定するのがベストですが、ほとんどは、経験値からその生産者自身が1年半、2年と設定しているようです。その設定方法も、搾油から算出するもの、ボトリングから算出するもの等、生産者によって様々です。

1年半から2年に設定している商品が多いのですが、さて、ここで問題があります。この問題は、消費者にとって、というよりは、生産者にとって、または輸入業者、販売業者にとって・・・の問題です。

オリーブオイルは、油ですから、新しいに越したことはありません。また、最近は、ノヴェッロといえば皆さんもお分かりになるように、まるでBeaujorlais Nouveauボジョレーヌーヴォーのように新油のフレッシュな風味を楽しみ、また、その年の出来を語り合う風潮も定着してきました。私も毎年の出来は気になりますし、それがその年の商品を決定する基準になることも事実です。

消費期限が1年半、2年ということになりますと、当然、新油が届く頃には、まだ1年、半年の消費期限が残っているわけです。ところが、最近は新油の時期を消費者の皆様がよくご存知であるため、前の年の商品が全く売れなくなるわけです。

私たち小売業者はそれを見越して入荷を調整できます。ですが、輸入業者さんや生産者さんは、まだまだ使える、美味しいオリーブオイルが売れなくなって在庫を抱えることになるのです。

私たちも値段を下げるなどして協力したいところですが、ネットショップで値段を下げるということは、価格競争を引き起こしかねません。生産者さん、輸入業者さんを守るためには、価格を守りながら生産者さんの努力の賜物を販売したいところですが、現実は厳しいのです・・・。

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