なぜか私が住む地域は庭にオリーブの木を植えている人が多い。その中でも、ものすごく茂っている家、すぐに枯れる家、ひょろひょろしか育たない家等、様々である。同じ地域なのにその違いはなんなのか。。。基本的に、当たり前であるが、天敵にやられるかによるが、もう一つ、風がどう通るかによるような気がする。
私の住まいは葉山町との境のすぐ近くであるが自治体としては横須賀市に属する。あまり知られていないが、日本に最初にオリーブの木が入ってきたのは、1860年代で、なんと横須賀なのである。その後、おそらく気候の関係か、根付かなかったのであろう。日本のオリーブのメッカとしては、やはり小豆島ということになる。
さて、私もオリーブの木とは、奮闘を続けている。私がすむ地域は、標高200mほどの高台にあり、海からの風が吹き上げて、風が強い。また、時々、雲の中に入ってしまうこともある。我が家は、300戸弱の家の中でも、風当たりはそう強いほうではないと思うが、オリーブの木にあまり風が強く当たると、幹が動いて根の部分に空気が入ってしまい、枯れてしまうことがある。
今回、去年庭に直植えしたオリーブの木に被害が襲った。少しずつ、葉が枯れてきたのである。幹を見ても、穴があいている様子はない。ということは、穴あきゾウムシではないな。。。
風対策もしてあった。八つ掛けで、しっかり固定してあった。ということははやり。。。
これよね。これ。コガネムシの幼虫。
根の周りにたくさんいるに違いない。
掘り起こしてみたら・・・「やっぱりあなたたちだったのね。」(因みにこの画像はそのときのものではない。写真をとっていなかったのでネットから拝借した)。

ということで、大切なオリーブの木が植わっていたところには、悲しいかな、八つ掛けの竹の棒だけが残ったのであった。
もう、だめかもしれないとも思ったが、復活の期待をこめて、コンテナに移した。葉も全部おとし、根も綺麗にして、新しい土をいれ、もちろん、苦土石灰も忘れずに。根の間に隙間が空かないように水を流し込みながら。。。

支えもしっかりつけて、厳しい環境を避け、復活を目指します(手前)。

支えもしっかりつけて、厳しい環境を避け、復活を目指します(手前)。
ほかのコンテナのオリーブの木には、若い芽がふいてきました。ひょろひょろの子ですが、元気です。

このGWに追加したハーブたち。紫蘇、スイートバジル、唐辛子3種。料理用に活躍してね~♪

ちなみに、パーゴラのぶどうは、どんどん育っている。去年は実が大きくなってしまった上、暑すぎて実が痛んでしまったのと、おそらく実に栄養をとられて、葉が十分でなかったので、今年は早めに実を落として、葉を増やそうと思っている。真夏の強い日差しを気持ちよくさえぎってもらおう。
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