Et Alors?

 世の中は、東北沖地震、津波の被害、そして福島原発の爆破、放射能への恐怖、余震の恐怖、停電の恐怖・・・そんな中、個人的にもとても悲しい出来事があった。我が家の家族、3匹の犬のうちの一匹、ダルメシアンが13歳と7ヶ月で亡くなった。数年前に頚椎ヘルニアであることがわかったが、獣医さんと相談の上、犬への負担、年齢、成功率などを考えて手術はしなかった。徐々に四肢の麻痺が現れ、ここ数ヶ月は寝たきりになっていた。

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 詳しいことは避けるが、10日ほど前に負った肩の怪我がもとで、最終的には、辛い決断の結果、「安楽死」という形をとることになった。「安楽死」については、賛否両論あろうが、こればかりは、当事者でないとわからない。

 日本中が大変な状況で、テレビをつければ、悲しいニュース、恐いニュース。そして、延々と繰り返されるACの広告。ただでさえ、叫びたくなるほど気が重くなるところ、この体験は、かなり重かった。

 そんな時、家族、親戚、友人からの電話やメールが嬉しかった。

 そして、一昨日、お線香をあげたいと、次男夫婦が夕方来てくれた。亡くなった犬のことを特に話題するわけでもなかったが、心強かった。

 次の日の朝のことである。なにを思ったか、次男が、うちの3匹目の犬を買ったペットショップ(経営者は変わっているが)に行こうよ、と言い出した。私も子犬を見るのは大好きなので、次男夫婦と一緒に行った。次男夫婦は、日ごろから犬を欲しがっていたが、二人とも仕事を持っているので一歩踏み出せないでいた。ところがそこで。。。。彼等は出会ったしまったのだ。

 彼女はスピッツ。白くてフワフワの、たんぽぽの綿毛のような子だ。私が子供のころは、流行っていたのか近所がスピッツだらけだったが、よく吠えることが嫌われて、いつしか姿が見えなくなった。ところが、最近、吠えないように品種が改良?されて、また姿を見るようになった。

 自分達の仕事の時間帯のこと、スピッツの性格、特徴などをiPhoneで調べ、二人で相談すること数十分。そして、晴れて彼女は彼等の家族となったのであった。

 私はもちろん、もう増やす元気はないが、連れて帰ってきたとたん、部屋中を走り回るふわふわの子犬に癒された。「しらす」と名付けられた彼女はこれから次男夫婦のもとで新しい家族として愛し、愛されて暮らすことになるのである。

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