Et Alors?

 先日のフランス語の授業で、先生が、l’Observatoir という雑誌から、癌についての記事を読んでくれた。ざっとかいつまんで言うと、(発癌性に限っての話だが)赤味の肉、すなわち、牛やマトンはよくないとのこと。フランスでは、動物の血液が癌の原因だという説があるという。それを言うなら、宗教上の問題で、賭殺時に完全に血液を抜く方法は、健康上悪くないことになる。そして、魚も、マグロのような大きい魚は、小さい魚を食べるため、水銀に汚染されている可能性が高いということでよくないらしい。「日本でも妊婦はカジキマグロは食べない方がよいと、聞いたことがあります。」と先生。日本人ではあるが、私は初めて聞いた。アメリカでは、昨今のアメリカでのオレンジジュースの消費量と、皮膚癌の発症率との関係から、オレンジジュースが皮膚癌を誘発するのでは?という説も出て来ているとか。(クラスメイトによると、ビタミンCが豊富に含まれる化粧品をつけて陽にあたってはいけないというのは常識だそうだ、これも私は知らなかった)。でも、赤ワインはやはりいいらしい(←ここ、大事)。男性で一日3杯、女性で一日2杯までが適量と言われている(ここで、男の人が羨ましいと思った)そうだ。煙草を吸った直後にβカロテンを摂ってはいけないとも書いてあった。簡単にいえば、煙草を吸った直後に人参を食べてはいけないということか???
 私のフランス語の理解が正しければ、だが、ざっと以上のような内容になる。
 特に皮膚癌についてはいろいろ書いてあったが、考えてみると、日本では欧米に比べて皮膚癌の罹患率は低い。
 さて、ここでふと思い出したのが、地中海式ダイエット。

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 この図が示す地中海ダイエットとは、地中海沿岸地方、ギリシャのクレタ島、南イタリア食生活に倣った健康的な食事の摂り方である。Daily,即ち毎日摂った方がよいとされる食物の中に、オリーブオイルが入っているのがわかるだろうか。さまざまな油脂の中でも、一価不飽和脂肪酸であるオリーブオイルは、昔から地中海地方には欠かせない油脂類だったのである。この図には記されていないが、もちろん良質のものでなければいけない。パスタもそう。良質の全粒粉からできたパスタであることが大切だそうだ。このピラミッドを見ると、赤い肉は、月に1回しか食べられないことになる。ステーキや焼き肉が好きな若者は、目を背けたくなる図式かもしれない。一番下に、Daily Physical Activity(毎日の運動)と書かれていることも忘れてはならない。
 オリーブオイルを摂取することによって9%の発癌リスク低下、そして、肉類を減らして豆類を増やすことで、12%の発癌リスクの低下という数字が出ているそうだ。
 私はあまり豆類を食べなかったが、最近は納豆や、レンズ豆の料理などを取り入れるようにしている。わたしの家系は、どうやらがん家系みたいなので、少しでもよいということはやっておきたいのだ。
地中海ダイエットについては、別の機会にまた詳しい記事を書きたいと思っている。

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