真夏のオリーブオイルの配送について

皆様ご存知のように、オリーブオイルは熱、光からなるべく避けるのが好ましく、当店でも温度管理をして保管しておりますが、真夏の配送はどうしてもトラックの中で温度が上がってしまいます。

こうした真夏の配送により、オリーブオイルにはどのような影響があるのでしょうか。端的に申し上げますと、シェルフライフ(賞味期限)が短くなるということです。通常、生産者が設定するシェルフライフは約2年です。シェルフライフというのは、化学的数値ではじき出すことができるものですが、それは、よい温度環境で保管されているということが条件になります。

ただし、もともとのオリーブオイルが非常に高品質である場合、実際のシェルフライフは3年にも及ぶとされ、それが万が一数時間搬送のために、オリーブオイル保存環境としては高温に曝されたとしても、1ヶ月、2ヶ月シェルフライフが短くなるであろうというだけで、賞味期限ぎりぎりまで使う予定がないという場合でなければさして問題ではないと、専門家の意見もいただいております。そのシェルフライフの減少も、オリーブオイルがデリケートである場合(ポリフェノールが少なく、抗酸化物質の含有量が少ない場合)には、商品に対するインパクトが、抗酸化物質の含有量の高い、高品質なオリーブオイルに比べると大きくなることも否定できません。

こうしたことを鑑み、当店ではクール宅急便のオプションもご用意しておりますが、当店取り扱いの商品の多くは非常に高品質で、こうした数時間の温度の上昇は大した問題にはならないという、上述の専門家の、いわゆる太鼓判をいただいたことと、さらには、低い温度にするのもオリーブオイルにとってはあまりよいことではない(10度を下回りますと、オリーブオイルの中のワックス成分が凝固し、それをまた溶かすという好意により、同じく劣化のスピードが上がります)ことから、特にお申し出がない限りは通常の便で発送いたします。到着までに2日以上かかり、さらには、高い温度に曝されるであろう時間が長いと思われた場合、デリケートなオイルであるため、高温は避けたいと店長が判断した場合には、遮熱シートで包むなどの対策をとらせていただいております。

いずれにしろ、なまものであるオリーブオイルは、早めにお使い頂き、開封後は長くて3ヶ月、フレーバーオイルなどは2ヶ月以内に使い切ることをお勧めしております。